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国の医療政策は、毎日動いている。厚労省・WHO・日本医療政策機構などの一次情報を追いかけ、現場に届く言葉へ翻訳して、記事とPodcastで毎日お届けします。 | ← ホーム どの薬局がいつ消えたかを、まとめて見られる場所がない 薬局が一軒消えると、そこへ通っていた人の薬が止まります。 それなのに日本には、 どの薬局がいつ消えたのかを、まとめて見られる場所がありません。 行政の資料は県ごとにばらばらのPDFで置かれ、閉局は廃止届の山に埋もれています。 見えないと、どうなるか。ひとつだけ、実例を書きます。 計画に「へき地はない」と書かれた府で 大阪府の医療計画には「 府内にへき地はない 」と書かれています。すべての市町村に一般診療所が開設されているから、というのがその理由です。 ところが同じ府の千早赤阪村には、 薬局が一軒もありません 。診療所で処方箋は出ますが、村内にそれを受ける薬局がない。 国も自治体も、地域の医療は 医師の分布 で測ります。 その足元で薬局が消えていることは、いまの物差しでは見えません。 原点:すべての人の健康を守りたい 私は、臨床現場で働く薬剤師の両親のもとで育ちました。 「すべての人の健康を守ることに貢献したい」 ——その想いで薬剤師になり、大学病院と地域の薬局で働きました。 現場は好きでした。 ただ、目の前の一人ひとりに向き合うほど、 「カウンターの向こうに来られない人を、自分は助けられていない」 という限界も感じました。 それが公衆衛生大学院(東京大学)に進んだ理由です。 修士を出たら教育か政策の現場に進むつもりが、研究の面白さに引き込まれ、いまは博士課程で研究を続けています。 『臨床』『研究』『政策』——そして教育と国際協力。 それぞれを渡り歩いて分かったのは、どの島にも素晴らしい人と知があり、そして橋が架か
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